Q1 グランマルシェ

Phonographer(フォノグラファー・蓄音機奏者)

ワークショップイベント PlayQ

Phonographer(フォノグラファー・蓄音機奏者)


Q1のオープン以来、子ども向け教育プログラム「PlayQ」において「テックこうさく教室」の講師を数回にわたって務めているテックやしろ先生。最先端テクノロジーを使いながら、アートを学ぶ楽しさを子どもたちに伝えています。そんなテックやしろ先生が、グランマルシェで「Phonographer(フォノグラファー・蓄音機奏者)」というちょっと不思議な名前のワークショップをひらきます。

フォノグラファーの語源になっている「フォノグラフ」とは蓄音機のこと。トーマス・エジソンが1877年に発明したことで知られています。フォトグラフ(写真)が光を記録する装置であれば、フォノグラフは音を記録する装置であるといえるでしょう。また、実験音楽の手法のひとつである「フィールドレコーディング」では、写真撮影を意味する「フォトグラフィ」にちなみ、屋外録音することを「フォノグラフィー」とも呼んでいます。

このワークショップは道端に、転がっているものや日常の生活用品から音を取り出して録音していく行為であり、身体表現ともいえます。ピエゾピックアップマイクとアンプシュミレーターを使って、日常から音をピックアップすることで、生活用品が楽器に生まれ変わることを体験しながら、それらを記録(蓄音)・展示していきます。


日時
2023年9月3日[日]10:00─17:00
場所
メイン会場・受付:2階 シアタースペース[2-B]/サブ会場:3階 StudioQ[3-E]
参加費・定員
参加費無料[随時参加可能]
講師
テックやしろ先生
主催
PlayQ(株式会社Q1)
協力
東北芸術工科大学映像学科、famAA

テックやしろ先生

テックやしろ先生
屋代敏博・東北芸術工科大学准教授

写真家、現代美術家、パフォーマンスアーティスト。多摩美術大学で映像と演劇を学んだ後、一貫してアート表現の可能性を探る実験的な試みを続けてきた。「回転回」という自分自身が台上で回転し、その場に円盤状の痕跡を残す身体的な動きを取り入れた作品によって知られており、この作品は令和5 年日本文教出版「高校美術」に掲載され、映像メディア表現の教材となった。2000年文化庁派遣在外研修員、2001年フランス政府文化機関 ImagesAu Centre 所属アーティストとしてポンピドゥーセンターのアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加、2002 年ケルンメディア芸術大学客員芸術家としてオープンイノベーションを経験する。近年はアートの世界で培ってきた実績を教育だけでなく、地域、ビジネス、起業の世界と結び、革新性、創造力を育成するプログラムを開発している。
webサイト:https://www.toshihiro-yashiro.com/


PlayQ

PlayQ

PlayQ(プレイキュー)は、「こどもの創造的学びの活動を通して〈創造都市やまがた〉を実現する」をコンセプトに、クリエイティブとテクノロジー、ビジネス、そしてエコロジーの4つの領域を行き来できる山形・東北らしい新しい人材育成を目指した、Q1が主催するプログラムです。経済産業省「デザイン経営宣言」におけるBTC人材定義(=デザインを競争力にする人材・組織・教育)をベースに、山形・東北独自の視点として「エコロジー」を加えた、4つの領域を横断できる人材を育成します。遊びを通して、地域と仲良くなり、地域に親しみ、地域に夢中になることで、「Local Friendly」(ローカル・フレンドリー)=「地域への優しさ」を持ったしなやかな感性を育んでいきます。毎回異なるテーマで展開するレギュラープログラムや、探求教室ESTEMとの協働による通年のアート/デザイン授業、国内外で活躍するアーティストを招聘した集中プログラムなど、2023年度より、さまざまなプログラムを展開します。

テックやしろ先生 インタビュー


テックやしろ先生がグランマルシェで展開する「Phonographer(フォノグラファー・蓄音機奏者)」とはいったい、どういうものなのでしょうか。そしてアーティストであるテックやしろ先生の「ROOTS & Technique」とは? なぜ赤いタイツに水中メガネなのでしょう。いろいろとお話を伺いました。

テックやしろ先生 インタビュー

テックやしろ先生 インタビュー(real local 山形)

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